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【徳島産赤じゃこ使用】半田手延麺 八千代つゆ
保存料・化学調味料を一切使わない安心安全なつゆとなっています。
「赤じゃこ(ネンブツダイ)」は徳島県南部の一部地域で、
たくさん水揚げされるものの商品にならないためほとんどが捨てられてしまっています。
その一部を地元の方が煮干しにして、そうめんつゆやところてんのつゆとして昔から親しんで来られてきました。
実際に「赤じゃこ」で出汁を取ると、他の煮干しにはない独特の風味と味を楽しむことができます。
原材料:しょうゆ、本みりん、砂糖(甜菜ビート糖、和三盆糖)、かつおぶし、ネンブツダイ(赤じゃこ)煮干し、こんぶ、食塩(原材料の一部に小麦・大豆を含む)
アレルギー表示:小麦、大豆
内容量:75ml
保存方法:直射日光、高温多湿な場所を避けて常温で保存してください
販売者:株式会社そらにわ
徳島県阿波市土成町成当1162番地2番地3
半田そうめんの歴史
半田そうめんの歴史は古く、実に約300年の伝統を誇っています。
大和三輪素麺の名物なり
細きこと糸の如く白きこと雪のごとし
ゆでて太らず全国よりいづる素麺のあわ及ぶところに非ず
又阿波路よりいづるも名産なり三輪におとらず
と1754年に書かれた「日本山海名物図会」に記されています。

藩政時代の徳島の物資の運搬は、もっぱら平田船に頼っていましたが、半田そうめんは当時その川舟の船頭衆たちの手によって、そうめん発祥の地と呼ばれる三輪の方から淡路そして鳴門を経て半田の里にその秘伝が伝えられたそうです。
そうめん作りに、土地の風土・気候が好適なことと相まって次第に半田の産業の一つとなりました。

四国山脈から吹きおろす冷たい風と、吉野川の澄んだ水。
そして良質の小麦から作られる、半田の優れた風土を象徴する特産品「半田そうめん」。
その特徴は、半田そうめん音頭に「コシの強さにノドが鳴る」と歌われているように、やや太めでコシが強いことです。
半田手延麺 八千代 半田そうめんができるまで
練作業・踏み作業
早朝5時、半田麺作りが始まります。小麦と塩水を混ぜ合わせ、40分間じっくりと練りこみます。
練りこんだ生地を麺圧機に入れ回しながら麺に圧力をかけ、円状の生地に仕上げます。

いたぎ
円状の生地を幅約12㎝、厚さ約7㎝の麺帯にして桶に巻き込んでいきます。
熟成後、麺帯を3本合わせてロ-ルに通し、1本の生地にします。

2枚合わせ
熟成後、再度麺帯を2本合わせてロ-ルに通し、1本の生地にした後、その工程を繰り返し弾力のある麺帯にしていきます。直径3㎝ぐらいの麺になります。

荒ぎ・小より
熟成後、3㎝ぐらいの麺を荒ヨリで2㎝ぐらいの麺にし、小よりで鉛筆の太さになるまでその工程をくり返します。
次第に生地につやが出て滑らかになり、ねじりをかけることでコシのある麺に変化していきます
この工程で米油を麺の表面にぬります。

掛け巻き
麺帯をねじりながらヨリをかけ、2本の串に八の字形をえがくようにあや掛けし伸ばしていきます。そののち3時間寝かし熟成させます。

小びき
50㎝ほど麺を延ばし、もう一度2~3時間熟成させます。

乾燥・箸入れ
熟成後、麺を2mほど引き延ばし「はた」と呼ばれる道具につけていきます。
麺に箸を入れて均等にさばき、ひっついている麺をほぐしていきます。

乾燥
乾燥室で冷風乾燥機にて、3時間ほど乾燥させ、次の朝まで寝かせます。
翌日の朝一番からゆっくりと5時間ほどかけて乾燥させます。

裁断
麺の水分が13%以下になるまで乾燥させた後、19㎝の長さに裁断していきます。

選別・結束
麺の品質を人の手と目で厳しくチェックしていきます。
茹で・水分・金属探知機で各検査を行い、合格した麺のみを結束し箱詰めします。

