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【100%国産】半田手延麺 八千代 ふしめん
質の高い手延麺を作るには、グルテン量と質が麺づくりに適したオーストラリア産の小麦を使うのが一般的で、国産小麦を使用した麺は大変貴重なものとなっています。
「半田手延麺 八千代」は、厳選された国内産100%の小麦・塩・食用油のみを使用し、熟練の職人達が心を込めて製造しております。
強いコシと、もっちりとした歯ごたえのあり、のびにくい麺となっていますので、料理のアレンジも多彩にお楽しみいただけます。
ふしめんは、そのまま味噌汁に入れるなど、お手軽にお使いいただけます。
原材料:小麦粉(国産)、食塩(国産)、食用植物油(国産)
内容量:150g
保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存してください
調理方法:ゆで時間2分
販売者:(株)そらにわ
徳島県阿波市土成町成当1162番地3
製造所:徳島県美馬郡つるぎ町半田字上蓮137の1番地
半田そうめんの歴史
半田そうめんの歴史は古く、実に約300年の伝統を誇っています。
大和三輪素麺の名物なり
細きこと糸の如く白きこと雪のごとし
ゆでて太らず全国よりいづる素麺のあわ及ぶところに非ず
又阿波路よりいづるも名産なり三輪におとらず
と1754年に書かれた「日本山海名物図会」に記されています。

藩政時代の徳島の物資の運搬は、もっぱら平田船に頼っていましたが、半田そうめんは当時その川舟の船頭衆たちの手によって、そうめん発祥の地と呼ばれる三輪の方から淡路そして鳴門を経て半田の里にその秘伝が伝えられたそうです。
そうめん作りに、土地の風土・気候が好適なことと相まって次第に半田の産業の一つとなりました。

四国山脈から吹きおろす冷たい風と、吉野川の澄んだ水。
そして良質の小麦から作られる、半田の優れた風土を象徴する特産品「半田そうめん」。
その特徴は、半田そうめん音頭に「コシの強さにノドが鳴る」と歌われているように、やや太めでコシが強いことです。
半田手延麺 八千代 半田そうめんができるまで
練作業・踏み作業
早朝5時、半田麺作りが始まります。小麦と塩水を混ぜ合わせ、40分間じっくりと練りこみます。
練りこんだ生地を麺圧機に入れ回しながら麺に圧力をかけ、円状の生地に仕上げます。

いたぎ
円状の生地を幅約12㎝、厚さ約7㎝の麺帯にして桶に巻き込んでいきます。
熟成後、麺帯を3本合わせてロ-ルに通し、1本の生地にします。

2枚合わせ
熟成後、再度麺帯を2本合わせてロ-ルに通し、1本の生地にした後、その工程を繰り返し弾力のある麺帯にしていきます。直径3㎝ぐらいの麺になります。

荒ぎ・小より
熟成後、3㎝ぐらいの麺を荒ヨリで2㎝ぐらいの麺にし、小よりで鉛筆の太さになるまでその工程をくり返します。
次第に生地につやが出て滑らかになり、ねじりをかけることでコシのある麺に変化していきます
この工程で米油を麺の表面にぬります。

掛け巻き
麺帯をねじりながらヨリをかけ、2本の串に八の字形をえがくようにあや掛けし伸ばしていきます。そののち3時間寝かし熟成させます。

小びき
50㎝ほど麺を延ばし、もう一度2~3時間熟成させます。

乾燥・箸入れ
熟成後、麺を2mほど引き延ばし「はた」と呼ばれる道具につけていきます。
麺に箸を入れて均等にさばき、ひっついている麺をほぐしていきます。

乾燥
乾燥室で冷風乾燥機にて、3時間ほど乾燥させ、次の朝まで寝かせます。
翌日の朝一番からゆっくりと5時間ほどかけて乾燥させます。

裁断
麺の水分が13%以下になるまで乾燥させた後、19㎝の長さに裁断していきます。

選別・結束
麺の品質を人の手と目で厳しくチェックしていきます。
茹で・水分・金属探知機で各検査を行い、合格した麺のみを結束し箱詰めします。

