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2021/05/19 13:30

唐突ですが、犬がウンチする時にグルグル回ってから位置を決めますね。

それは「方位」を検索して、背骨を南北に沿わせている行為で、地球の磁場を感知する「磁気受容」というものです。

その最たる例が渡り鳥です。彼らは地球の磁場を目視できると言われ、その能力のおかげで、渡り鳥たちは長い空路を間違えることなく、正確な方角に向けて飛び続けることが出来るのです。

背骨の中にある脳まで続く神経の束が脊椎(セキツイ)なのですが、この束は言わば電源ケーブルの束で、脳まで電子が流れています。

なのでセキツイという長い電源ケーブルに電流が流れ、周囲には「磁界」が発生するので、方位磁石のように「方位」を感得できる機能が、人間を含めたセキツイ動物には本来備わっているのでしょう。

実は「地球の磁場」と「人間の方位磁石」が深く関わっているのが、神社や御所、神棚や仏壇などがすべて南を向いていることです。

これらが南向きなのは、神様や仏様が南を向きたいのではなく、僕らが祈ったり、拝んだりする時(頭を下げる時)に、自然と「頭が北」で「お尻が南」を向くために出来ている造りになっているそうです。

北(地球の自転軸)にセキツイの向きを合わせて、地球の磁場と人間の磁場を共振させないと、祈りやエネルギーが通じないという原理だったのには、科学のない時代になんてすごいんだと驚きました!