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2021/05/19 17:41

アメリカ先住民のあるインディアンには「My(私の)」という言葉がないそうです。
なので土地や家、食べものも「私の」ではなく、すべてが「私たちみんなの」という感覚だそうです。
それは人間だけではなく、あらゆる動物や草木、虫や花なども含めた「私たちみんな」なのです。

もうひとつ有名なのが「七世代先の子孫のために考え行動する」という考えがあります。
今ここにいられるのも七世代前の祖先たちが、私たち子孫のことを考えて自然を守り生きてきたからであること。
そして「いま自分たちの行いのために子孫に負債を背負わせてはならない」と常に七世代先のことを考えて生活し、豊かな自然を次の世代へと受け渡してきたのでした。

いま僕たちがインディアンとまったく同じ暮らし方をすることは難しいですが、ここから学ぶべきところはたくさんありそうです。
七世代先を意識し些細なことに目を向けることで、いま当たり前としていることが新しく見直せたり、暮らしや経済に変化があったりすると感じます。
もし負の連鎖があるのならば自分たちの世代で断ち切り、次世代へは愛の連鎖を受け渡していけたら素敵だなと思います。
僕もこの店の七世代先の社長やスタッフ、お客様を意識して「私たちみんな」の地域に貢献できるように経営していきたいです。